Genta Hirauchi

公開日:2020/02/20
更新日:2020/03/22

【Kotlin基礎】SwitchでON/OFFが切り替わるスイッチを実装する方法を解説

  • KotlinでON/OFFが切り替わるスイッチを実装する方法が知りたい。
  • Switchをコードで動的に実装したい。
  • ON/OFFの状態が変更された時に、何らかの処理を行いたい。

Kotlinでは、ON/OFFが切り替わるSwitchというViewがあります。アプリの設定画面で、機能の有効・無効を切り替える際などによく使用されております。

本記事では、そんなSwitchの基本的な実装方法や、ON/OFFの状態が変更された時に、任意の処理を行う方法について、サンプルコードを交え、わかりやすく解説しております。

目次

SwitchでON/OFFが切り替わるスイッチを実装する方法

KotlinでON/OFFのスイッチを実装するには、SwitchというViewを使用します。

【公式ドキュメント】 : Switch | Android Developers

Switchを実装するには、xmlで実装する方法と、コードで動的に実装する方法の、2通りの方法があります。

xmlでSwitchを実装する

まずは、xmlで実装する方法を紹介致します。xmlで実装するには、以下のように実装します。

  • MainActivity.kt
  • activity_main.xml
override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
   super.onCreate(savedInstanceState)
   setContentView(R.layout.activity_main)
}
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LinearLayout
   xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
   xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools"
   tools:context=".MainActivity"
   android:layout_width="match_parent"
   android:layout_height="match_parent"
   android:orientation="vertical">

   <Switch
       android:layout_width="wrap_content"
       android:layout_height="wrap_content"/>

</LinearLayout>

Switchを実装するには、<Switch/>タグを使用します。

Point
  • xmlでON/OFFが切り替わるスイッチを実装するには、<Switch/>タグを使用する

コードで動的にSwitchを実装する

続いて、コードで動的に実装する方法を紹介致します。コードで動的に実装するには、以下のように実装します。

  • MainActivity.kt
  • activity_main.xml
override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
   super.onCreate(savedInstanceState)
   setContentView(R.layout.activity_main)

   // Switchの生成
   val switch = Switch(this)
   // Switchのサイズを指定
   switch.layoutParams = LinearLayout.LayoutParams(LinearLayout.LayoutParams.WRAP_CONTENT, LinearLayout.LayoutParams.WRAP_CONTENT)

   // LinearLayoutに、Switchを子Viewとして追加
   val linearLayout = findViewById<LinearLayout>(R.id.container)
   linearLayout.addView(switch)
}
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LinearLayout
   xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
   xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools"
   tools:context=".MainActivity"
   android:id="@+id/container"
   android:layout_width="match_parent"
   android:layout_height="match_parent">
</LinearLayout>

Switch()で、Switchのインスタンスを生成しております。

その後、親レイアウトのlinearLayoutに対し、addView()でSwitchを追加しております。

Point
  • コードで実装するには、Switch()でインスタンスを生成した後、addView()で追加する

Switchの領域について

Switchを実装するにあたり、Switchの領域についてもう少し詳しく解説致します。以下のサンプルコードでは、SwitchのWidthをwrap_contentを指定したものと、match_parentに指定したものを実装してみました。

  • activity_main.xml
<Switch
   android:background="#0000FF"
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"/>

<Switch
   android:background="#00FF00"
   android:layout_width="match_parent"
   android:layout_height="wrap_content"/>

wrap_contentを指定したSwitchの背景色を青色に、match_parentを指定したSwitchの背景色を緑色に指定しております。

match_parentを指定した場合、スイッチの部分のサイズは変わらずに、背景が画面サイズいっぱいになっているのがわかります。ここで注意していただきたいのは、背景部分をタップしても、スイッチが切り替わるということです。

今回のサンプルコードでは、背景色を変更しておりますので、スイッチの領域と判断できるかもしれませんが、スイッチの背景色が画面の背景と同じ場合、ユーザーは意図せず、スイッチを切り替えてしまう恐れがあります。ですので、Switchを実装する際は、wrap_contentで実装することをおすすめします。

ちなみに、スイッチ部分の横幅を変更するには、android:switchMinWidthを使用します。

  • activity_main.xml
<Switch
   android:switchMinWidth="300dp"
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"/>
Point
  • Switchは、背景部分をタップしてもON/OFFが切り替わる
  • スイッチ部分の横幅を変更するには、android:switchMinWidthを使用する

Switchをカスタマイズする方法

Switchに説明文をつける

Switchの説明文は、textで設定することができます。

xmlで実装

  • activity_main.xml
<Switch
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"
   android:text="スイッチです。"/>

コードで実装

  • MainActivity.kt
  • activity_main.xml
val switch = findViewById<Switch>(R.id.switch_view)
switch.text = "スイッチです。"
<Switch
   android:id="@+id/switch_view"
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"/>
Point
  • Switchの説明文は、textで設定する

ON/OFFの状態を表示する

続いて、SwitchのON/OFFの状態を表示する方法を紹介致します。ON/OFFの状態を表示するには、showTextにtrueを指定します。

xmlで実装

  • activity_main.xml
<Switch
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"
   android:showText="true"/>

コードで実装

  • MainActivity.kt
  • activity_main.xml
val switch = findViewById<Switch>(R.id.switch_view)
switch.showText = true
<Switch
   android:id="@+id/switch_view"
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"/>

わかりにくいですが、つまみの部分に、「ON」「OFF」というテキストが表示されております。

このON/OFFのテキストは、textOntextOffで変更することもできます。

xmlで実装

  • activity_main.xml
<Switch
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"
   android:showText="true"
   android:textOn="オンです"
   android:textOff="オフです"/>

コードで実装

  • MainActivity.kt
  • activity_main.xml
val switch = findViewById<Switch>(R.id.switch_view)
switch.showText = true
switch.textOn = "オンです"
switch.textOff = "オフです"
<Switch
   android:id="@+id/switch_view"
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"/>
Point
  • ON/OFFの状態をテキストで表示するには、showTextにtrueを指定する
  • ON/OFFの状態のテキストは、textOn、textOffで変更できる

ON/OFFの初期状態を変更する

SwitchのON/OFFの状態は、初期状態ではOFFとなっております。この初期状態をONに変更するには、checkedにtrueを指定します

xmlで実装

  • activity_main.xml
<Switch
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"
   android:checked="true"/>

コードで実装

  • MainActivity.kt
  • activity_main.xml
val switch = findViewById<Switch>(R.id.switch_view)
switch.isChecked = true
println(switch.isChecked) // trueと出力される
<Switch
   android:id="@+id/switch_view"
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content"/>

コードで動的に変更する場合は、checkedではなく、isCheckedで指定します。

また、isCheckedはON/OFFの変更だけでなく、状態取得にも使用できます。

Point
  • SwitchのON/OFF状態は、xmlではchecked、コードではisCheckedで変更できる
  • isCheckedで、ON/OFFの状態を取得することができる

ON/OFFの状態変更イベントを受け取る方法

最後に、ON/OFFの状態変更イベントを受け取る方法を紹介致します。状態変更イベントを受け取るには、setOnCheckedChangeListenerを実装します。

以下は、SwitchのON/OFFを切り替えると、ON/OFF状態がトーストで表示されるサンプルコードです。

  • MainActivity.kt
  • activity_main.xml
val switch = findViewById<Switch>(R.id.switch_view)

// Switchに、状態変更イベントを追加
switch.setOnCheckedChangeListener { buttonView, isChecked ->

   // ON/OFFの状態(isChecked)をToastで表示
   Toast.makeText(this, isChecked.toString(), Toast.LENGTH_SHORT).show()
}
<Switch
   android:id="@+id/switch_view"
   android:layout_width="wrap_content"
   android:layout_height="wrap_content" />

setOnCheckedChangeListenerの後のブロック{ }内に、ON/OFFの状態が変更された時に行いたい処理を実装します。また、ブロック内では、状態が変更されたSwitch(サンプルコードのbuttonView)と、切り替わった後のON/OFFの状態(サンプルコードのisChecked)を受け取ることができます。

Point
  • ON/OFFの状態変更イベントを実装するには、setOnCheckedChangeListenerを使用する
  • ON/OFFの状態が変更された時に行いたい処理は、setOnCheckedChangeListenerの後のブロック{ }内に実装する
    ブロック内では、状態が変更されたSwitchと切り替わった後のON/OFFの状態を受け取ることができる

まとめ

  • xmlでSwitchを実装するには、<Switch/>タグを使用する
  • コードでSwitchを実装するには、Switch()でインスタンスを生成した後、addView()で追加する
  • Switchは、背景部分をタップしてもON/OFFが切り替わる
  • スイッチ部分の横幅を変更するには、android:switchMinWidthを使用する
  • Switchの説明文は、textで設定する
  • ON/OFFの状態をテキストで表示するには、showTextにtrueを指定する
  • ON/OFFの状態のテキストは、textOn、textOffで変更できる
  • SwitchのON/OFF状態は、xmlではchecked、コードではisCheckedで変更できる
  • isCheckedで、ON/OFFの状態を取得することができる
  • ON/OFFの状態変更イベントを実装するには、setOnCheckedChangeListenerを使用する
  • ON/OFFの状態が変更された時に行いたい処理は、setOnCheckedChangeListenerの後のブロック{ }内に実装する
    ブロック内では、状態が変更されたSwitchと切り替わった後のON/OFFの状態を受け取ることができる