Genta Hirauchi

公開日:2020/08/17
更新日:2020/09/03

【SwiftUI】SecureFieldでパスワード表示の入力欄を実装する方法を解説

  • SwiftUIでパスワード用の入力エリアを表示する方法が知りたい

SwiftUIでは、SecureFieldというViewを使用することで、パスワード用の伏字の入力欄を実装することができます。

本記事では、SecureFieldの実装する方法について解説致します。

目次

SecureFieldでパスワード用の入力蘭を表示する

SecureFieldの実装

SecureFieldのイニシャライザは、
SecureField(_ titleKey: LocalizedStringKey, text: Binding<String>, onCommit: @escaping () -> Void = {})
と定義されております。

第1引数には、プレースホルダーを指定します。プレースホルダーとして指定された文字列は、SecureFieldに何も入力されていない時にのみ表示されます。パスワードの入力内容のヒントとなる文字列を指定するのが一般的です。

第2引数には、@Stateで宣言したStringのプロパティを指定します。

第3引数には、入力が完了した(returnがタップされた)タイミングで行いたい処理をクロージャーで指定します。

onEditingChangedがない点を除けば、TextFieldと同じです。スタイルの変更や、キーボードの指定方法などもTextFieldと同じです。これらの方法については以下の記事にてまとめておりますので、合わせてご覧いただけると幸いです。

【SwiftUI】TextFiledで入力欄を実装する方法を解説

Swiftでは、ユーザーのIDやパスワードなどの入力欄を実装する際に、TextFieldというViewを使用します。本記事では、SwiftUIでTextFieldを実装する方法や、TextFieldのスタイル変更や入力制限の追加する方法、そして、入力イベントを取得する方法について解説致します。

以下は、パスワード入力後、Textに入力した内容が表示されるサンプルコードです。

以上、SecureFieldでパスワード用の入力蘭を実装する方法についてでした。