Genta Hirauchi

公開日:2020/06/27
更新日:2020/08/03

【Kotlin】ライブラリの生成と利用方法について解説

  • ライブラリを作成したい
  • ライブラリを利用したい

アプリ開発をしていると、同じ実装を、複数のプロジェクトで使いたいということがありますよね。そんな時は、使いまわしたい実装をライブラリ化すると便利です。

本記事では、ライブラリの生成から利用までを解説致します。

目次

ライブラリの作成

ライブラリの作成

ライブラリの作成は、File -> New -> New Module…から行います。

Android Libraryを選択し、Nextをクリックします。

任意のライブラリ名、Minimum SDKを設定し、Finishをクリックします。

ルートディレクトリにライブラリが作成されればOKです。

ライブラリに処理を実装する

続いて、ライブラリに使いまわしたい処理を実装します。今回はサンプルなので、LibrarySampleというクラスを追加し、printHelloWorld()という、”Hello World”をログ出力するメソッドを実装します。

ライブラリの利用

ライブラリの導入

続いて、ライブラリを利用する側の実装を行います。

mylibraryを使用できるようにするため、app/build.gradleに、mylibraryをimplementationします。

実装できましたら、プロジェクトをSyncします。画面上部のSync NowをクリックすることでSyncできます。

ライブラリに実装した処理を呼び出す

では、ライブラリに実装した処理を呼び出してみましょう。
MainActivityにて、LibrarySampleクラスのインスタンスを生成し、printHelloWorld()メソッドを呼び出してみます。

ライブラリのクラスを使用することができ、アプリを実行すると、”Hello World”と出力されれば成功です。
以上、ライブラリの生成と利用方法についてでした。